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こんにちは、シオンの石川 公一郎です。
シオンのホームページにようこそお越しくださいました。
また、私のあいさつをクリック頂き、ありがとうございます。
少し長いあいさつになりますが、私がシオンにて事業をさせて頂いている根幹の理念ともいうべきものですので、
ぜひ最後までご一読頂けると幸いです。

私は1995年に生まれ故郷の東京を離れ、一人ここ岩手県にIターンでやってきました。
最初はサラリーマン生活を送りながら、ふとした縁で今の事業に携わるようになり、おかげさまで今日を迎えることができました。この事業に携わるようになってはじめて、日本の住宅業界とかかわりを持つことになりました。
ここに至るまでいくつかの職種の仕事を経験してきましたが、この住宅業界はかかわりが増すにつれ、「なにかが違う?」と思うようになりました。



「なにが違うのか?」、それは人が一生に一回、しかも大きなローンを組んで購入する商品であるにも関わらず、それを販売、施工する関係者の多くは、その重要性を認識し、「住む方にとって何が本当に重要か」を真剣に考えてはいないということでした。飲食店であれば1回行っておいしくなければ、2度といかないという選択ができます。
しかし、「耐震強度を満たさないマンション」、「シックハウスに冒された家」を離れるとなると容易なことではありません。時には二重のローンを抱えるなど大きなリスクを負うことになります。
人が一生に一回、大きな夢とリスクを負って購入する住宅・マンションにおいて、住宅ビルダーがやっていること、それはとにかく安い建材を求め奔走すること、ときにはメーカー・下請け業者を叩くことばかりです。結果として、メーカーは品質の向上よりコストダウンに走り、下請け業者は現場でやっつけ仕事をしがちとなります。
こんなことで本当にいいのであろうか。その思っている矢先に、実態が露見したのが2005年に起きた耐震偽装問題です。
耐震偽装問題は偶然起きたものではなく、住宅業界を取り巻く考え方が起こした必然的な事件であると私は考えています。
そして、この耐震偽装問題以上に根深い問題が「シックハウス問題」であると考えております。



「シックハウス問題」がなぜ根深いか、それは実はシックハウスの症状が現れているにもかかわらず、それをシックハウスと認識する人も少ないし、仮に医師に診てもらってもシックハウスと診断されるには因果関係の認定が極めて難しいからです。
「朝起きたらなんとなく頭が痛い」、これが疲れか、五月病か、うつ病のシグナルかならまだしも、シックハウスとなると多くの方はまだ認識が及ばないのが実態であると思います。
多くの人に病気として認識されない、従って仮にシックハウスが蔓延していてもシックハウスが問題であると認識されない、これが今の実情であると思います。



2003年7月に建築基準法の改正があり、シックハウスの原因と言われる揮発性有機化合物(VOC)の代表的なものであるホルムアルデヒドにおいて一定の基準が設けられました。
現在、この基準を満たした建材は「F☆☆☆☆(呼称:フォースター)」と呼ばれ、F☆☆☆☆であれば無制限に使って良いとされています。
しかし、シックハウスの原因と言われる揮発性有機化合物(VOC)は主なもので13種類あるにもかかわらず、2003年7月の法改正ではホルムアルデヒドを含めわずか2つしか使用を制限されていません。普通であれば半分くらいは規制がかかるはずです。
しかし、この住宅業界内ではわずか1/6の有害物質に規制をかけただけで、シックハウス問題は解決したかの様相です。
この事実こそが私が「なにかが違う?」と思ったはじまりでした。
そのときから、私の苦難の道が始まりました。



今日使われている床材というのは、合板をベースに表面に木の絵柄を貼ってウレタン等で膜をつけた「新建材」と呼ばれるものが主流となっています。
この「新建材」には合板に使う接着剤、表面のウレタン剤等にまだ規制されていなシックハウスの原因と言われる物質が含まれています。これらは住む方の入居後室温、日光のあたり方等で揮発し、シックハウスを引き起こす可能性があります。
現在、この「新建材」と言われるものは、「安い木材を安い接着剤で貼り合わせ、安いウレタンで塗り固めている」ため、当社の製品は全くと言っていいほど入り込む余地はないのが実情です。
住宅業界では、この「新建材」を使うことが当たり前となっており、この土俵では当社は為す術がない状況です。
一方、当社は住む方にとって「あんしん・あんぜん」な生活環境を提供するためには、床は本物の木のフローリングにした方がいいと考えています。
そこで、フローリングに使う自然素材100%でつくられた自然塗料を開発し、提案させて頂いております。
しかも、当社としては人も自然界の生物である以上、できるだけ生活地に近い材料で住空間を構築することがよいと考え、地域国産材を利用することをお薦めしております。



これまで国産材は安く膨大に輸入される外国産木材におされ、日本の住宅での利用はなかなか進みませんでした。
しかし、最近地域の国産材を積極的に活用しようという動きが少しずつ始まってきております。
住宅ビルダーの中で、住む方にとってなにが本当に大事かを真剣に考える地域工務店さん、住宅ビルダーさんがその動きを進めています。

当社は、本物の木のフローリング、腰板、天井板に使う自然塗料のほか、木部の接着に使う天然接着剤も製造しております。これまで住宅業界においては、現場で使用される材料については、すべて業者任せでした。通常、住宅ビルダーから業者へは「材料+手間賃」でいくらという請負契約を結びます。このとき、業者は自らの手間賃を多く稼ぐために、材料をケチるということが往々にして行われてきました。このようなことで住む方にとって、本当にいい家はできるのでしょうか。
当社はこの商慣習こそが、住む方にとっていい家ができない根本の理由であると考えました。

そこで、住む方自らが直接材料を購入し、これを現場に持ち込むことでご自身の「あんしん・あんぜん」を実現するという新しい手法を構築しました。これが「シオン自然塗料、天然接着剤ダイレクト販売」です。

当社は、「住む方が納得される材料を自ら選び、これを使って施工して頂く」ことで、よりよい家造りを実現したいと思っております。
さらに、自然塗料、天然接着剤の製品開発のコンセプトは後述するとしまして、当社としては住む方にとって「あんしん・あんぜん」な生活環境を提案して参りたいと考えております。
上記の塗料、接着剤に加え、当サイトでは「地元北東北の良質国産材」をご提案しているほか、「あんしん生活良品」というコーナーを設け、こちらでは青森ひばからとれる「ひば油」、岩手県産の「木酢液」、京都の「柿渋」などのご紹介もしております。
いずれも人が多くの手を加えることなく自然の恵みがもたらした製品であり、昔から日本人が生活の中で使っていたものです。
当社は「先人の知恵を現代の技術で再活用する」ことを製品開発のコンセプトと掲げる傍ら、先人の知恵をそのまま今の生活に再活用することもお薦めしております。



これまで石油化学の進化に伴い、日本人は多大なる恩恵を受けてきました。それは紛れもない事実ですし、私も否定するつもりは毛頭ありません。
しかし、一方で恩恵を享受する傍ら、文明の進化は知らず知らずのうちに私たちの健康を蝕んでいたのかもしれません。
これからは少子高齢化時代に入り、人間はこの地球で生物として生き残れるかの選択を迫られると思います。
かつてのように高度成長の名目で自然環境を破壊し、経済最優先の考え方でやっていたのでは、自然界は人間の存在を許さないかもしれません。
これから人間は、自然界、地球との共生を真剣に考えていくべき時期に入ったのではないかと私は考えております。
日本人は世界でも希に見る木と共に生活してきた民族です。その中で、木の恩恵を活用し、その生活を営んできました。
その先人たちの知恵を拝借し、この地球でよりより生活を営んでいくことが私たちの使命ではないかと日々考えております。

長くなりましたが、以上が私がシオンにて事業をさせて頂く根幹の理念ともいうべきものであります。
まだまだ勉強が至らないところもありますが、みなさまとともに環境に負担をかけずによりよい生活環境を実現して参りたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。


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